【ニュース】楽天モバイルがDMMからDMMモバイル・DMM光を買収で何が変わる?

2019年7月9日 楽天モバイルは、DMM.comが運営するMVNO「DMM Mobile」と光インターネットサービス「DMM光」を9月1日付けで承継すると発表しました。

以前の記事でも、私はDMMモバイルDMM光に変更したばかりでした。
まさかの、楽天モバイルになるってことで今後どのような影響があるのか、現時点(2019年7月10日)で分かる範囲調べてみました。

DMMモバイル・光 買収の狙い

DMMモバイル・DMM光の現状

DMM.comが運営するMVNO事業「DMM mobile」は、NTTドコモのLTE/3G回線を利用するMVNOサービスです。
2014年12月にサービスを開始、国内の契約数は約24万回線です。

DMM.comが運営するインターネットサービス事業「DMM光」は、NTT光回線「フレッツ光」を使用したインターネット通信サービスで、契約数は約2万回線です。

楽天モバイルの現状

楽天モバイルは、MVNOの契約数は180万回線に上ります。(2019年5月末時点)

過去にも2017年に旧FREETELのMVNO事業を買収し、楽天モバイルへの統合をして規模を拡大してきました。

楽天の狙い

今回、楽天モバイルは、モバイル事業の顧客基盤の拡大と、それに伴う「楽天エコシステム」におけるメンバーシップの強化を図るため、「DMM mobile」および「DMM光」の事業を承継することといたしました。効力発生日よりポイントシステムの移行を予定しているほか、「楽天エコシステム」を活用した事業シナジーの最大化を進めていきます。

 楽天モバイルは今後も、「お客様ファースト」の理念に基づきサービスの向上を図り、2019年10月に移動体通信事業者(MNO)としてのサービスを開始することで、より一層お客様の生活が便利で快適になるよう努めてまいります。

引用元:https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2019/0709_01.html

買収により楽天モバイルのMVNO契約数は200万回線を超えることになり、2019年10月には自らインフラを持つ移動体通信事業者(MNO)として、国内4番目のキャリアとなります。
それまでにできるだけ、「楽天モバイルユーザーを増やしておきたい」という狙いがあると思われます。

楽天エコシステムとは

楽天エコシステムとは、楽天経済圏のことで楽天会員を中心としたメンバーシップを軸に有機的に結び付け、他にはない独自の経済圏を形成しています。

DMMモバイル・光の今後

DMMの発表によると、2019年9月1日より「DMM mobile(DMM トークを含む)」および「DMM 光」本サービス提供事業者の変更後も、「DMM mobile(DMM トークを含む)」および「DMM光」サービス名称、通信サービスの内容、ご利用料金、およびお支払方法等につきましては現時点で変更の予定はございません、従来通り「DMM mobile」および「DMM 光」の通信サービスをご利用いただけます。

当面は、楽天モバイル株式会社に変更になっても現在契約の内容・料金のまま継続して利用できそうです。
しかし、「DMM mobile(DMM トークを含む)」および「DMM 光」で現在特典として付与しております「DMM ポイント」に関しましては、2019 年 9 月 1 日(予定)をもちまして「楽天スーパーポイント」による付与に変更になります。

*新規お申し込み受付を、2019年8月27日(火)より停止いたします。
なお、すでにご契約中のお客様は、従来通りDMM mobileの通信サービス・DMM光の通信サービスを引き続きご利用いただけます。

どうなるの?

DMMモバイル(縛り12ヶ月)・DMM光ユーザー(縛り24ヶ月)の縛り期間が過ぎればいつ解約しても違約金は掛かりませんが、楽天モバイルになった時も同じ条件でいけるの?
「サービス提供事業者変更に関するお知らせ」を見てみると、「サービス名称、通信サービスの内容、ご利用料金、およびお支払方法等につきましては現時点で変更の予定はございません」とあるので、条件は維持されると思われます。*最低利用期間中の解約は契約解除料が発生します。

・DMMモバイルは現在、IIJ系のMVNOですが楽天モバイルになった時SIMカードなどどうなるの?
現時点ではすぐすぐ変更は無いと思われますが、楽天モバイルネットワークはキャリア化で自社回線への移行を予定しているので将来的にはSIMカードの変更はあるかもしれません。

・現在、楽天会員が楽天市場での利用で楽天モバイルユーザーポイント+2倍ですが、DMMモバイルユーザーも対象になってくるの?
先に買収されたFREETEL の場合を見てみると、「旧FREETEL SIMは特典対象外となります。」となっていますのでDMM SIMのままだと対象外になる可能性が高いです。

・2019年9月1日をもちましてDMMポイントの付与が、楽天スーパーポイントによる付与に変更されます。DMMポイントはDMM mobileのご利用金額の10%DMMポイントとして毎月還元されています。楽天スーパーポイントによる付与に変更になった時も、還元率10%は維持されるの?
問い合わせたところ「同率の楽天スーパーポイントが付与される予定」とのことなので、楽天モバイルでも100円につき1ポイントの1%なので、楽天スーパーポイント毎月10%還元はかなり大きいですね。

2019年8月27日発表

特典「楽天スーパーポイント」の付与に関して
・各サービス(DMM mobile、DMM光、DMMトーク)でのお支払合計金額(税込)に対して、1%の楽天スーパーポイントが付与されます。
・上記1%分に加えて、DMM mobileでの10%ポイント付与対象のお支払い合計金額(税込)に対しては、10%の期間限定楽天スーパーポイントが付与されます。左記10%分のポイント有効期間はポイント付与日を含めて3カ月です。詳細はこちらを確認ください。
・前月6日~当月5日までの決済で発生したポイントは25日に付与されます。

引用元:https://mvno.dmm.com/info/notice190723.html

まとめ

・2019年9月1日より「DMM mobile(DMM トークを含む)」および「DMM 光」のサービス提供事業者は、合同会社 DMM.com から楽天モバイル株式会社に変更となります。

・当面は、楽天モバイル株式会社に変更になっても現在契約の内容・料金のまま継続して利用できる。

・特典として付与しております「DMM ポイント」に関しましては、2019 年 9 月 1 日(予定)をもちまして「楽天スーパーポイント」による付与(DMM mobileのご利用金額の10%)に変更される。

DMMモバイルDMM光の決済クレジットカードを、楽天カードを持っていれば楽天カードに変更したほうが良さそう。

*新規お申し込み受付を、2019年8月27日(火)より停止いたします。
なお、すでにご契約中のお客様は、従来通りDMM mobileの通信サービス・DMM光の通信サービスを引き続きご利用いただけます。

突然の発表で驚きましたが、楽天経済圏に統合されて更に使い勝手が良くお得に利用出来るようになることを期待しています。

それではまた~!



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