今日で禁煙を始めて297日を過ぎました。
禁煙効果・禁煙のメリット・禁煙方法などを経過にそってお伝えしていきたいと思います。
今回は、タバコを吸い始めたきっかけから禁煙スタートまでです。
タバコを吸うきっかけ
私の詳細プロフィールを読んでくれた方はわかると思いますが、私は大阪の専門学校を卒業して、20歳で大阪の小さな建設会社へ就職しました。
その頃に、宮崎から一緒に大阪に出てきた仲の良い同級生が、「タバコを買ったから1本吸ってみないか?」と誘ってきました。
それまでは全く吸いたいともなんも思っていませんでしたが、当時の大人は吸ってる人が多く「20歳になったしちょっと吸ってみようかな」と興味本位で1本貰いました。たしか当時のマイルドセブンライト9mm220円だったと思います。
最初の1本は、やはりゴホゴホとむせて「なんて煙くてまずいんだ」としか思いませんでした。その時はその1本で済んだのですが、その後数日経って仕事帰りにタバコの自販機でマイルドセブンライトを1箱買っている自分がいました。
それからというもの、仕事で疲れて帰ってきてはひとり暮らしの部屋で夜寝る前に1本吸って寝るようになり、だんだんとタバコが美味しく感じてきて朝仕事に行く前も吸うようになり、それからというもの朝昼晩となりタバコが常習化していきました。
タバコが当たり前だった時代
大阪時代の建設会社では、現場の職人さんはもちろん会社の上司先輩もタバコを吸いながら仕事をしていたので、私もなんの迷いもなく仕事中吸っていました。
趣味のバイクで仲間とツーリングに行った時も、綺麗な自然の景色の中で休憩時に皆でタバコを吸うのがめちゃくちゃ美味しかったです。
その後宮崎に帰ってからも吸い続け、2000年くらいまでは会社のデスクの上にも普通に灰皿があってタバコを吸いながら皆事務作業してました。もちろん会議室にも灰皿はあるのが当たり前で、煙がモクモクと漂ってる中で会議をしてた思い出があります。
当時は自動車販売会社の営業職で、車の商談に入る前に1本吸っては商談が終わるとまた1本と区切りにタバコは欠かせない存在でした。私の体は、タバコ臭かっただろうな・・・と思います。辛い時も嬉しいときも仲間とタバコを吸いながら過ごしていました。
分煙される世の中に
そのうちに世の中は分煙ムードになってきて、とうとう私の職場も喫煙所が設置されデスクでは吸えなくなり喫煙所でしか吸えないようになりました。
仕事中に何度も区切りがつくたびに喫煙所を往復し、外でも路上喫煙禁止区域ができどこでもは吸えなくなっていきました。それでも私は1日20-30本を吸う日々を続けていて、タバコの値段も徐々に上がっていき20歳のとき吸い始めは確か220円くらだったのが2017年には倍の440円にまでなっていました。
受動喫煙防止の流れに
受動喫煙(じゅどうきつえん、英: passive smoking)とは、喫煙により生じた副流煙(たばこの先から出る煙)、呼出煙(喫煙者が吐き出した煙)を発生源とする、有害物質を含む環境たばこ煙(ETS)に曝露され、それを吸入することである。間接喫煙(かんせつきつえん)、二次喫煙(にじきつえん)ともいう。
引用元:Wikipedia 受動喫煙
現在では、受動喫煙防止法が成立など世の中はタバコを吸わない人への害が問題視されています。
本当に外で吸える場所は限られた狭い指定された喫煙所と自宅・車の中だけになり、吸う場所を探すだけでも大変になっていきました。
徐々に「喫煙所を探すのがめんどくさい」「喫煙所・自宅でしか吸えないのがキツイ」と感じるようになり、外出すればタバコを吸える場所を探して「次はいつどこで吸えるか」など頭は常にタバコでいっぱいになりタバコに支配されるようになっていました。
それでも2017年の11月までは、タバコを辞める気は全く無く「死ぬまで吸ってやる」と意地になっている自分がいました。
ある日突然禁煙
ある日突然2017年11月20日に、妻とランチを外で食べた後の車の中でなにを思ったか私が急に「タバコ禁煙してみようかな・・・」と宣言してしまいました。
妻もびっくりした感じで「やってみれば」と、それから家に帰り色々な禁煙ブログを読み漁り、Youtubeでは禁煙関連動画を探しては見てる中、あるYouTuberの方が禁煙外来に通って禁煙に成功したという動画をアップされてました。それを見て私もちょうど明日、糖尿病の検診で病院に行くのでその時に一緒にその病院で「禁煙外来も受けてみよう」と決めました。
今思うとなぜ突然禁煙しようと思ったかは今でもわかりませんが、何故か突然「あっ禁煙しようかな。今ならできそう。」と思っただけです。
ただそれまでずっと外に出ても、喫煙所を探したり我慢したりタバコに支配される生活が嫌にはなっていたので、潜在的にどこかに禁煙したいという気持ちがあったかもしれません。
禁煙外来を受診する
翌日2017年11月21日、月イチの糖尿病の検診の為午前中から病院に行きました。
受付で「禁煙外来も一緒に受診したい」と申し出て、いつものように血圧・体重・採血・採尿などをして診察を待っている間に禁煙外来の説明を看護師さんから受けました。
禁煙外来初回受診の流れ
受診する施設や医師によって多少異なりますが、おおむね下のようなステップで初回の診察が行われます。
ニコチン依存症かどうかチェック!
ニコチン依存症のチェックをして、保険診療を受けられるかどうか確認します。
一酸化炭素濃度の測定
あなたの息に一酸化炭素(タバコに含まれる有害物質)がどれくらい含まれているか、確認します。
「禁煙開始日」を決定し、禁煙宣言
お医者さんと相談しながら、あなたの禁煙開始日を決定し、「禁煙宣言書」にサインします。
禁煙経験の確認とアドバイス
あなたの健康状態やこれまでの喫煙・禁煙歴をお医者さんと確認します。ニコチン切れ症状の対処法など、あなたに合ったアドバイスをもらうこともできます。
大体このような流れで初回受診しました。
初回の一酸化炭素濃度の測定は、なんと超ヘビースモーカーのランクの40ppm以上の数値が出ました。(笑)看護師さんもビックリ
私はチャンピックスという禁煙補助薬ではなく、今回ニコチネルTTS(ニコチンパッチ)というニコチンパッチで禁煙することになりました。
受診が終わりニコチネルを受け取り最後の一本を味わい、ニコチネルを左腕に貼り2017年11月21日14:25分くらいから禁煙をスタートしました。
まとめ
・二十歳のときに友達に勧められて初めてのタバコを吸う
・タバコがだんだんと常習化してくる
・仕事中もガンガン吸ってた
・死ぬまで吸うと思ってた
・世の中の禁煙ブームで吸いづらくなってくる
・ある日突然禁煙してみようと思いつく
・Youtubeで動画を見て禁煙外来を受診して禁煙スタート
今回は、タバコを吸うきっかけから禁煙開始までを書きました。
次回禁煙スタートしてからどんな感じ?禁煙のコツなどを書きたいと思います。
それではまた~!