私が乗っているダイハツ タントエグゼのヘッドライトは、昔ながらのハロゲンH4hi/loタイプのバルブがついています。
この前、ポジション球をLEDに交換したらハロゲンの黄色の色と合わなくなってきた為、ヘッドライトもLED化して白色で統一してみました。
ヘッドライトLED化
数年前までは、まだヘッドライトのLEDバルブは光軸が合っていなかったり明るさのムラがあったりで実用的ではありませんでした。
しかしここ数年、急激な技術の進歩でハロゲンランプと変わらない光軸・カットラインの実現・小型化されてきて使えるレベルになってきました。
LED化のメリット
省電力・長寿命・点灯の速さ・視認性・省スペース・デザイン性など、車への負担も減るので燃費向上も期待できます。
LED化のデメリット
省電力の故、発熱量が少ないので雪国などでの使用ではヘッドライトに付着する雪を溶かせない為、ライトが見えなくなる恐れがあります。
NOVSIGHT H4hi/lo LEDヘッドライトバルブ
私が今回購入したLEDヘッドライトバルブは、中国製のNOVSIGHTさんの最新H4LEDバルブです。
スペック、色温度:6000Kホワイト・ルーメン:合計10000・LEDチップ:高出力Lumileds製 ZES LED チップ・材質:航空専用アルミ合金6063・動作環境:-40℃~+80℃・防水レベル:IP68・使用寿命:>50000時間 となっています。
特にこのLEDバルブの特徴は、Lumileds製 ZES LED チップをハロゲンバルブのフィラメントと同位置に配置することにより、バルブでの光軸調整は不要です。切れのいいカットラインが実現できています。
今までのLEDバルブとは違い別体式のユニットなどが無く、ハロゲン球に限りなく近い一体式の形状をしているのでスペースが無くても、様々な車に取り付けることが出来ます。
装着手順
1.ボンネットを開け、ヘッドライトバルブの位置を確認します。
2.ヘッドライトバルブの線を持たずにコネクターを引き抜きます。
3.防水ゴムを破かない様に外します。
4.ハロゲンH4バルブを後ろから押さえている針金のロックをずらして外します。
5.ゆっくりとハロゲンH4バルブを後ろに引き抜きます。
6.NOVSIGHT LEDバルブを向きに注意して挿入します。
7.針金のロックを引っ掛けて押さえます。
8.LEDバルブが動かない事を確認して、防水ゴムをしっかりと取り付けます。
9.車両側コネクターをLEDバルブにしっかりと差し込みます。
10.反対側も同じ手順で取り付けます。
NOVSIGHT LEDバルブは、ダイハツ タントエグゼには防水ゴムも無加工でポン付け出来ました。
NOVSIGHT LEDバルブを装着後走行テスト
LED化したポジションランプと色も揃い光が一体化しています。
ハロゲンバルブの黄色い色から、肉眼で見るとかなり白なって車が若返った感じです。
真っ暗な道路でのロービームです。
くっきりカットラインが出て、左側の建物もちゃんと照らしてくれています。
同じ場所からのハイビームです。
相当遠くまで綺麗に照らしてくれています。
ハロゲンバルブの時と殆ど同じ位置でカットラインが出ていて、対向車からもパッシングされることはありませんでした。
まとめ
・一応取り付け後、行きつけのディーラーの車検ラインで光軸を見てもらいましたが、調整しなくても車検も問題無いとの事でした。
・ハロゲンバルブの時よりかなり明るく白色に照らしてくれるので、夜の運転がしやすくなりました。
・取り付けも、ハロゲンバルブの交換と同じ手間でポン付けで簡単です。
・一体型で余計な配線・機器など無いので、スッキリと取り付け出来ます。
・冷却ファンが内蔵されているとの事ですが、全くファンの音は聞こえません。
・LED自体の寿命は50000時間以上ですが、本体・回路・端子などはどの位もつのか未知数。
・夜間、福岡から宮崎まで高速道路を約4時間連続移動しましたが、問題なく照らしてくれました。
2019年現在、最もオススメ出来るヘッドライトLEDバルブの一つだと思います!