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【ソフトバンク代理店】携帯電話契約時の大量オプション押し売り実態を検証してみた

【ソフトバンク代理店】携帯電話契約時の大量オプション押し売り実態を検証してみた

そこで私も2017年に母がスマホを契約した時の書類を全て預かり、検証してみることにしました。

AUからソフトバンクへMNP

2017年2月に母はAUのガラケーを使っていましたが、ソフトバンクのスマホへ変更しようとキャッシュバックが受けられるということで、総合ディスカウントストアに入店していたソフトバンク代理店MNP手続きをしました。

キャッシュバックの条件

ソフトバンク代理店独自のキャッシュバック特典を受けるために、指定の条件がありました。
指定の条件とは以下の通りです。

指定条件を満たさない場合キャッシュバックお支払い対象外になります。
・回線の短期解約の場合
指定されたパケット未加入および解除変更された場合
当社指定オプション未加入および指定日以前のオプション解除変更の場合
おまかせ安心プラン未加入・未完了(印鑑ナシ等)および加入後2ヶ月以内の解約の場合
マイコレ会員に未登録の場合

引用元:

当社指定オプションとは

・指定されたパケットというのが、パケット定額20GBプランだと思われます。
当店指定の5つのコンテンツ(別会社提供)
基本パック(留守番電話・キャッチホン・グループ通話・GPS検索サービス等)

*指定されたオプションで不要なものがございましたら、ご契約月の翌月開始日(17日)以降に、手続きして解除してくださいとなっています。(最低でも一ヶ月分は支払わないといけない)

当店指定の5つのコンテンツとは

この様に、別紙で7つ記載されているコンテンツのうち5つ強制で契約しないといけません。
67歳の母には不要なコンテンツばかりです。
5つの指定されたコンテンツ合計金額を計算してみると2030円(税込み)になります。(ソフトバンクまとめて支払い)

おまかせ安心サポートとは

ソフトバンクモバイル提携の、別会社提供の保証と書いてあります。
説明書には「お申込み同意書は必ずご一読の上、同意をお願いします。」と書いてあります。しかし代理店からもらった書類全て確認しましたが、同意書は見当たりませんでした。

契約月のソフトバンクからの請求

契約初月の、ソフトバンクからの請求書を預かって見てみました。

請求書を見てみると、1Gも使わない母が契約時の条件通りデータ定額20GB 4071円が加算されています。
実際は、2GBプランで十分なため「データ定額ミニ2GBプラン3500円」なので差額571円です。
代行分として、ソフトバンクまとめて支払いで2980円加算されています。
さっきの「5つの指定されたコンテンツ」合計金額を計算したときは、2030円(税込み)だったはず。
この差額はわかりません。

契約初月は、余計に合計3551円払っています。

おまかせ安心サポートは別請求

先程のキャッシュバックの条件で、また別会社提供の「おまかせ安心サポート加入」があります。

このおまかせ安心サポートは、ソフトバンクの請求とは別毎月600円請求され支払わないといけないようになっていました。

合計契約初月は、追加オプションなどで3551+600円=4151円余計に払わないといけません。

翌月にオプションを解約してみる

契約翌月17日以降に、パケット定額20GBプランを2GBへ・当店指定の5つのコンテンツを全て解除・基本パック(留守番電話・キャッチホン・グループ通話・GPS検索サービス等)・マイコレ会員解除手続きをしました。*解除方法がややこしい

おまかせ安心サポートの解約

先程の説明書を見ると、「おまかせ安心プラン未加入・未完了(印鑑ナシ等)および加入後2ヶ月以内の解約」はダメとのことなので、2ヶ月目以降に解約手続きをするためにパンフレットに記載されている電話番号に母が電話してみました。

すると、2年以内に解約すると600円X残りの月数(22ヶ月)=13200円の解約手数料がかかるとのこと。
「こんな話聞いていない」と思いましたが、先程書いてあった同意書に記載されているのかもしれませんが、同意書自体もらっていない。
しかしそういうなら仕方ないのでどうせ払うならと思い、必要のない2年間保証に加入する羽目になりました。

これは本当におかしい。

結局余計に支払わないといけない金額

キャッシュバック特典を受けるために、初月に追加オプションなどで4151円・おまかせ安心サポート600円X24ヶ月=14400円 合計18551円余計に支払うことになります。

保証はついてるとは言え、すぐにオプションを解約してもこれだけかかりますので、キャッシュバックを貰ったとしても手間もかかり得にはなりません逆に損してます。

解約手続きがわかりづらい

ソフトバンク・ソフトバンク代理店・コンテンツ提供会社・おまかせ安心サポート提供会社・保証会社など、それぞれが別会社になっており書類も沢山あり解約するのにも手続き問い合わせするのでも非常にわかりづらくなっています。

まとめ

ややこしいオプションの解除方法などわかる人は良いですが、大体の方はめんどくさかったり忘れてたりで結局オプション類を付けたまま支払ってしまうかもしれません。*解除方法がわかりにくくなっています。
それを狙って、契約時に大量のオプションを付けさせます。

この今の日本のおかしい携帯電話販売システムを、見直さないといけない時期に来ていると思います。

みなさんも契約するときは、気をつけて条件等よく確認しましょう。

解約手数料がかからない2年契約の更新月に、母のソフトバンクを解約してシンプルでわかりやすい格安スマホにMNPします。

それではまた~!

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